こんにちは✨
玄米をお持ちのみなさま、浸水テストされてみました?
玄米の浸水?なに?って方は
こちら→詳しくは前回のブログ’’玄米はカラダにいいって聞くけど、本当にカラダにいい玄米は手に入りにくい。’’をどうぞ♪
発芽しない玄米は死んでいる😰ってお話ししましたが、
そのことを知らず、
うっかり「玄米はカラダにいいから〜」と
いただいてしまいますと、
『発芽毒』を体内に取り込んでしまうのです。
発芽毒ってなんでしょう?
「発芽毒」とは、
玄米が発芽に適した条件に置かれるまでは発芽しないようにコントロールしている成分のことで発芽抑制因子(「アブシジン酸」(ABA))のことです。
一見、悪者のようなアブシジン酸ですが、玄米くんの生存には大切な物質なんです。
玄米の粒くんは実ると収穫され、例えば、天日干しされます。→乾燥していきます(この時ゆっくりと時間をかけて天日もしくは、低温で丁寧に乾燥された稲は茎や葉の部分は水分がなくなり枯れますが、もみにはたくさんの水分が含まれみずみずしい状態で、じっと発芽の時期を待つのです。)春になって発芽するまで、皮の中の生命にとって大切な部分まで乾燥するわけにはいきません。この乾燥から身(もみ)を守るのがアブシジン酸(=自己防衛機能)です。
しかし、私たち人間にはやはり毒で、体内に取り込んでしまいますと、生命維持に重要な「ミトコンドリア」を傷つけてしまうという説があります。傷ついたミトコンドリアは多くの活性酸素を生み出すようになります。活性酸素はDNAに結合して、DNAをこわしていき、細胞ががん化します。
体内酵素の働きが鈍くなる→体内のエネルギー不足や細胞の新陳代謝が鈍くなる→低体温(冷え症)、免疫力低下→老化、倦怠感、不妊、、、などなど、様々な生活習慣病が発生。
(補足:「ミトコンドリア」はすべての真核細胞に存在する固有の細胞小器官。約60兆個ある人間の細胞の一つ一つに数百から数千個も含まれ、元気な体を作る細胞の最重要器官の一つで、私たちにとっては必要不可欠なエネルギー発電機のようなものです。
ミトコンドリアが元気ですと、体内でエネルギーをつくる能力を増やし、活性酸素をより抑えることでできる→体を健康で保ち、若返らせることができる。
若さ(老化防止)!と健康!大切ですね😃)
玄米くんの生存のために必要なアブシジン酸。
(アブシジン酸は全ての植物が持っている物質です)
私たちの若さ✨と健康✨!のためには取り入れたくないアブシジン酸。
実は8〜12時間、冷蔵庫でゆっくりと浸水させることによってこの毒を自然に消すことができるのです。
ただし、発芽する玄米くんだけです。
芽の出ない玄米の何が問題かとい言いますと、
水に浸しても、「発芽抑制因子(アブシジン酸)」が消えないのです。→そのまま炊いて食べてしまう(体内に取り込む)→私たちの身体は傷ついてしまう。
なのです。
玄米を食べて、体調が悪くなった。
ちっとも健康にならない。
胃もたれがする(胃にわるい)
疲れやすくなった。
美味しくない(パサパサして)。
こんな声、ちらほら聞くことありませんか?
その原因は
生きている玄米くんではないもの食していること、
生きている玄米くんでも十分浸水させてから食していないこと
が大いに関係あるのではないかと思っております。
ですので、玄米を選ぶ場合、
発芽率の高いものを選ぶというのは、本当に大切!いえ、必須なのです。
次回は
玄米の発芽毒を無毒化し、
その玄米の美味しさ、栄養を余すとこなくいただく
『玄米のおいしい炊き方』をご紹介しますね☺️