美味しいごま油を届けたい!
道の駅 豊前おこしかけ
「ごま油のおいちゃん」

福岡県豊前市 ゆたか商店 吉川澄昭さん

道の駅 「おこしかけ」の名物ごま油店

福岡県と大分県の県境に位置する道の駅「豊前おこしかけ」。

名称の「おこしかけ」は神功皇后が巡幸の途中、〔当地で石にこしかけた〕という伝説に因んでいるそうで、平成12年に開駅後、多くの観光客に愛されてきました。
平成13年からおこしかけの敷地内でごま油を店頭販売されている吉川さんは地元では「ごま油のおいちゃん」でちょっとした有名人です。

木枯らしが吹きつける凍てつくような寒い日も、
アスファルトが熱を帯び、BGMはせみの大合唱、日差しが肌を刺す暑い日も、
毎日、店先で、ごまの焙煎、圧搾、瓶詰めまでの実演販売をされています。


店の裏で胡麻の焙煎をしている光景

おこしかけに来られた方は、
ごまを炒る香ばしい香りに誘われ足を止め、
圧搾機で潰されて回旋しながら勢いよく飛び出してくる円筒状になったゴマの姿に釘づけになり、


(左)白ごま (右)黒ごま

見るからにサクサクしておいしそうな出来上がったばかりのゴマフレークに目を奪われ、
店頭に陳列された搾りたての透き通る黄金色のごま油に、おもわず手が伸びてしまいます。


そして、決め手はおいちゃんのとびっきりの笑顔!

午前中で完売してしまうこともある人気店です。


銀行員からまったく畑の違う道へ…

信用金庫でバリバリの銀行員をされていた吉川さん。

しかし、生まれた時から患っていた先天性股関節脱臼は日々悪化していき、以前は走る事もできていた足は、次第に動かすのも辛くなり、朝起きることも困難になっていったそうです。

日常の生活を取り戻すべく、治療に専念するために信用金庫を退社し、リハビリに北九州の大学病院に通う日々。

そんなとき、福岡県北九州市に住むお友達から事業を始めよう!と打診があったそうです。それがごま油の製造と販売でした。まったくの畑違いの職業。

とまどう吉川さんでしたが、おこしかけの駅長さんは、以前勤めていた信用金庫の顧客で吉川さんとは顔見知りの仲だったこともあり、吉川さんがお店をされるのであれば、と快く承諾していただき、話はとんとん拍子に進んでいきました。


道の駅 豊前おこしかけ(公式Web)はコチラから!⇒

そして、道の駅おこしかけ開駅翌年の平成13年、吉川さんをはじめ、友人と3人でごま油を製造販売する「ゆたか商店」が誕生しました。

ごま油を極めよう!
と心に決めたのは、製薬会社に勤めたから

ゆたか商店は動き始めましたが、ごまが特に好きとか、興味があったとか、今のようにごま油を極めよう。と言う気持ちは、当初は今ほどはなかったそうです。

平成14年から5年間は、平日は製薬会社の総務課での勤務と病院でのリハビリ。土日だけおこしかけでごま油の店頭販売のかけもち生活。

『平日は製薬会社勤務とリハビリ、土日だけごま油の店頭販売。
考えるゆとりもなかったから正直(ごま油に)そこまでこだわれなかった。
今みたいにごま油をつくる製造過程1つ1つにこだわっていなくて、多少濁ったごま油でも売れたらいいかなって気持ちがあった。
(なぜならこすたびにごま油は透明度が増し見た目は美しくなります。
しかし、こさないごま油は見た目はよろしくないが、ごまの豊富な栄養分を余すとこなくいただけるからです。)←納得!』

とどこまでも正直な吉川さん。

『非売品ですが、これ(こしていないごま油)こそが最高のごま油なんですよ!』

と、こっそり教えて下さいました。


絞りたての、こしていないごま油(非売品)

『でも、そんな思いを変えたのは製薬会社で働いたからなんですよ』

製薬会社で働く方々の身体を張った仕事ぶり。
薬品の人体への影響。

5年間、薬を作る現場で様々な過程や人体に及ぼす影響を目の当たりにし、心を大きく揺さぶられた吉川さん。
ごま油製造、販売業1本にし、安心・安全で、皆に広く愛されるごま油を突き詰めようと心に誓ったきっかけになりました。


このボールいっぱいに入ったゴマからとれるのは1本ちょっとのごま油。
これだけのごまの栄養がこの1本に凝縮されています

“ゆたか商店”の由来

『ゆたか』は豊前(ぶせん)の“豊(ぶ)”→ゆたか
『ゆたか』はごま油を買っていただいた方に気持ちも〈ゆたかに〉なってもらおう!
『ゆたか』は年齢問わず読みやすく覚えていただけるようにひらがなにしよう。

そのような思いのつまった店名です。

『金融機関に21年、製薬会社に5年。
人のありがたさや信用、健康の大切さ等、今の仕事にとても役に立っています。
胡麻油を通じて人々との素敵な出会いにいつも感謝しています。
「美味しい胡麻油ありがとう!」が私の最高の喜びです。』

と語る吉川さんの笑顔は、キラキラしたごま油に負けない素敵な笑顔でした。



一口飲めば、口の中に広がるごまの芳醇な味わいに驚かれること必至。
ごま油に対しての観念が変わります!


左から、黒ごま油・浅煎り白ごま油・深煎り白ごま油の三種類

お料理に使われる前に、まずは、スプーンでひとさじ。

吉川さんのこだわりと愛情がたっぷり詰まったごま油を味わってみてください。



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