緑米は玄米がやわらかいのでモソモソすることなく、違和感なくいただけます。
炊いても黒米のようにご飯の色は変わりませんが(玄米に混ぜた場合、ほとんどわかりません)、食べやすく、栄養素的にも、血液のデトックスそして、造血に役立つため、体のなかからのきれいを促してくれます(詳細;下記)のでオススメです。


緑米の緑色は「クロロフィル(葉緑素)」です。
クロロフィルは血液の色素であるヘムに構造が似てると言われ「緑の血液」とも言われます。
造血作用、コレステロール値の抑制、デトックス効果、整腸作用 があるといわれています。
また、クロロフィルの主成分はマグネシウムです。マグネシウムは有害なミネラルや重金属を体外から排出するのに役立つと期待されており、血液の浄化にも効果があると注目されています。


【おいしい炊き方】
緑米と白米を用意します。
　　緑米の割合⇒白米1合に対し、緑米大さじ1杯。

「研いだ」白米に緑米を混ぜて「軽く」水洗いします。

☆ワンポイント☆先に白米のみをとぐこと
　　白米と緑米を一緒にとぐと貴重な緑米の栄養素(色素)が溶け出してしまいます。
　　もったいないので、先に白米だけ洗いましょう。
　　緑米を混ぜてからは1〜2回程度研ぐので大丈夫です

水の量
　白米を炊く時より1割程度多めの水をいれます。
　お好みで水を増やしたり、減らしたりしてくださいね。
　
炊き方(浸水時間)
　基本は普段通りの炊き方でOKです!!

☆よりおいしく炊くには・・・
緑米がふっくら炊き上がる理想の浸水時間は夏場30分、冬場は1h時間程度。
柔らかくする場合は浸水時間を長めにしてください。

水に浸すとき「天然塩」を小指につく程度加えていただくとより美味しく炊けます。

栄養成分:
亜鉛、マグネシウム、繊維質

●緑米豆知識●
緑米の歴史は文明の誕生に起源があるとまで言われています。
緑米はアッサム地方で栽培されてきて、のち、アジア地方に広がったのではないかという説と赤米、黒米と同様に縄文時代に中国から伝わったという説があります。
その形状はタイ米のように細長くインディカ種が主なものだったと考えられているようです。