前回のアドレナルファティーグ(副腎疲労症候群)③避けるべき食品 part1の続きです。
盲点だった!(◎_◎;)というようなものも出てきます。
しかし、どういうものがを知ってしまえば大丈夫です。
少しずつでも控えていくことできっと日を追うごとに楽になる身体と心を実感するでしょう。
そして、今回も代替品をご紹介しています。
全く食べたらダメ×といわれるとくるしくなりますが、代替品があると気持ちが楽ですよね。
(①、②、③をご覧になってないかたは、まずは、①のご自身の副腎疲労度をチェックしていただけたらと思います!)
blog:アドレナルファティーグ(副腎疲労症候群)①自己診断テスト はこちらから
blog:アドレナルファティーグ(副腎疲労症候群)②~原因~ はこちらから
blog:アドレナルファティーグ(副腎疲労症候群)③避けるべき食品 part1
パート1では、アドレナルファテーグの方が避けたほうがよい食品
1⃣砂糖(精白糖)
2⃣小麦(特に精白された小麦)
と挙げました。
ケーキや菓子パンなど、まさに砂糖と小麦の黄金コンビ🍰✨ですね(;・∀・)💦
このコンビは魅力的な食べ物が多すぎます( ^ω^)・・・💧
先進工業国の何百万人というアドレナルファテーグを患っている人が精白糖と小麦をつかった製品に病みつきになっているのです。
では、のこりの2つは何でしょう?ご紹介しますね。
アドレナルファテーグを改善していくためには食事の見直しが欠かせない!避けるべき食べ物
3⃣乳製品
乳製品のなかでも、特に牛乳はやめたほうが良いでしょう。
最近の牛乳はさらに加工され、Ca(カルシウム)分が多く、そのため他のミネラルの吸収を阻害してしまうようです。
(副腎疲労にはマグネシウムが良いようです。)
さらに、Ca分が多すぎるので腸で吸収せず脱水気味になる可能性も!
また、
牛乳には大量な乳糖(ラクトース)が含まれており、
白人の約50%
黒人の90%
東洋人のほぼ全員が乳糖不耐症であることが明らかとなっています。
つまり、大部分の日本人は乳糖不耐症ということです(*)
(*)離乳期を過ぎると乳糖を分解する能力は低下
牛乳を1杯飲むということは、砂糖菓子を何個も一気に食べることとおなじことで、
血中に大量の糖分を摂取することであり、
低血糖症のジェットコースター、つまり、血糖値の激変をもたらすのです。
いままでも述べてきましたが、この血糖値の激変は大変副腎を疲労させます。
さらに、牛乳のたんぱく質(がゼイン)は一般的なアレルゲンです。
アレルギーは副腎に負担をかけるため、副腎機能が低い人はさらにストレスがかかります。
多くの軽度のアレルゲンのように、体内に取り込むたびに、副腎を一時的に刺激し、
その後アドレナルファティーグの悪化をもたらします。
牛乳はお勧めできませんが、
代替品として新鮮なヤギの乳、ライスミルク、豆乳、ナッツのミルクをお勧めします。
2⃣カフェイン
カフェインは一般的によく知られる興奮作用のある物質で、
副腎を過剰に刺激し疲弊させますが、アドレナルファテーグを患っている人がどうしても欲してしまうものです。。
切れるとさらに疲労が深まりますので、1日何度もカフェインを摂り、副腎にムチを打つことで一日を乗り切っています。
カフェインレスコーヒーや紅茶、カフェインが少ないお茶に替えてみてはどうでしょうか。
オーガニックの製品でしたらさらに負担は減るでしょう。
玉露などはお茶の中でもコーヒーよりもカフェインが含有されています。
下記を参考にされてみてくださいね!
150ml中のカフェイン含有量(mg)
●玉露 180
●コーヒー(ドリップ) 100(*)
●コーヒー(インスタント) 65(*)
(*)カフェイン含有では、インスタントのほうが低いが
添加物や砂糖が多く入っているので体への負担はインスタントコーヒーのほうが大きい
●ココア 50
●栄養ドリンク(カフェイン入) 75
●抹茶 48
●紅茶、緑茶、ほうじ茶、番茶、烏龍茶 30
●ダイエットコーラ 19
●コーラ 15
●玄米茶 15
●麦茶、黒豆茶、杜仲茶、ルイボスティ、ハーブティ 0
そして、知っていてほしいカフェイン入のものがあります。
じつは、
薬にもカフェインが!
カフェイン入でないものもあるようですが、子供用以外はカフェインが入っているものが多いようです。
それは、カフェインには薬の成分の作用をさらに強めたり、利尿作用があること(むくみの軽減につながる)が理由のようで、
量はメーカにーにより、まちまちですが、~120mg(1回分)
1日3回服用だと×3(3倍)、
例えば、1回のお薬に120㎎含有されていましたら、1日360㎎摂取することとなります。
では、どんなものに含有されているのでしょうか。
🔥PMS(月経前症候群)の薬
🔥頭痛薬
🔥市販薬で総合感冒薬
🔥眠気除去薬
お薬を購入される際は確認してみてくださいね。
他にも注意する食べ物は色々とありますが、とくに気を付けていただきたい代表的なものをあげてみました。
身体が必要としていないものを食べ続けることは副腎に対して負荷がかかり続けるということ、
この負荷がある一定ラインを超えるとアドレナルファティーグが芽を出します。
この状態に陥った時、身体の中はどのような状態になっているでしょう。
それは、必要な栄養素が底をつきた飢餓状態です。
副腎がストレスに反応する(負荷がかかる)とき、細胞の新陳代謝が促進され、燃やす栄養素は通常必要とされる数の何倍にもなります。
ですので、細胞は身体に貯蔵された栄養素を次々に使っていきます。
しかし、アドレナルファティーグを発症する人たちの多くは栄養の偏った食事を好み(それが、患う主要な原因でもあります)
身体は求めますが、細胞が必要とする必須栄養素は入ってきません。
大切なことは、副腎の負担をいかに軽減させるかという事と、身体が必要としている栄養素をいかにとりいれるかだと思います。
何を食べたら身体の調子が良いか?悪いか?はある程度個人差もあると思いますが、
これを機に、自分自身の生活習慣や食の趣向を知り、自分をいたわり、楽しむ事が副腎にとって一番良い事だと思います。
とはいっても、どこから初めたらよいかわからないというかたは
まずは【白砂糖】と【カフェイン】をカットしてみましょう。
これだけでも、かなりの変化を感じるはずです!
どうぞ、日々軽くなるからだと心を実感してみてください!!
一般的に副腎の回復には3か月はかかるといわれています。長い人は最長2年かかることもあるようです。
しかし、副腎の完全回復以前にも体調の改善はみられます。
その変化を楽しみ、糧にしながら体質改善に取り組んでいってくださいね!