アドレナルファテーグ最終章です❕
いよいよアドレナルファテーグ対策、避けるべき食べ物と
アドレナルファテーグと血糖値スパイクとの関係性についてご説明しますね。
長くなってしまいましたので最終章は2回に分けます。
(①、②をご覧になってないかたは、まずは、①のご自身の副腎疲労度をチェックしていただけたらと思います!)
blog:アドレナルファティーグ(副腎疲労症候群)①自己診断テスト はこちらから
blog:アドレナルファティーグ(副腎疲労症候群)②~原因~ はこちらから
アドレナルファテーグを改善していくためには食事の見直しが欠かせない!避けるべき4つの食べ物。
挙げるとたくさんありますが
特に特にアドレナルファテーグを患っているかたに注意してほしい食べ物は4つ!
1⃣精製上白糖・ブドウ糖
前回ブログで紹介しました「血糖値スパイク」
この現象は食後すぐに血糖値を急激に上昇させ、急下降させる現象。
血糖値スパイクが起きるとき、
副腎は血糖値を戻そうと一生懸命働きます⇒副腎に負担がかかる⇒許容範囲を超える⇒副腎疲労(アドレナルファテーグ)の症状として出始める。
対策として、腸への吸収率の高い精製上白糖やブドウ糖・フルクトースは避けて、
吸収率の穏やかなオーガニックシュガーや粗糖を摂ってはどうでしょう。
次の注意してほしい食物は、
2⃣小麦
1⃣の砂糖もそうですが、この
1⃣+2⃣セットは
アドレナルファテーグを患っている人がむしょーーーに食べたくなってしまうものなのです🍞
この理由は、アドレナルファテーグを患っている人はたいてい低血糖症も患っており、
この1⃣2⃣セットの食品は、素早く血糖値をあげるからです。
小麦を使った加工食品のその多くは、品種改良された小麦を使っています。
最近では小麦アレルギー、グルテンアレルギーとよく耳にします。
その原因はただの小麦ではなく品種改良を繰り返えされた小麦がアレルゲンで、
さらに腸へのダメージを与えている原因となっているのです。
(この小麦に関してはまたブログで紹介したいと思います。)
小麦は炭水化物=糖分です。
また精製してあります(だから白い)。
吸収率も高く、よくありません。
精製した小麦は血糖値を急激に上昇させます。
(精製された小麦は食物繊維やビタミン、ミネラルなどが省かれるため、体内への吸収が早い)
実は、砂糖よりも、どの食べ物よりも小麦は血糖値を急激に上げるそうなんです!!
小麦のでんぷんを構成する主成分の一つ「アミロペクチン」は小麦以外の炭水化物にも多く含まれますが、
小麦のアミロペクチンはそれらと比べものにならないほど消化されやすいため、急激な血糖値上昇を引き起こすのだそうです。
血糖値の急上昇の後には、インスリンが大量に分泌⇒急降下。
しかし、アドレナルファテーグを患っている人は副腎が疲弊してまともに機能できません。
コルチゾールが必要量分泌されないので(コルチゾール濃度が低い)、血糖値の急下降を補うことができなくなるのです。
そしてまた甘いパンやドーナツ、ケーキ、クッキーなどを欲するのです。
さらに、これらの白い砂糖と小麦のセットは栄養素のないカロリーであり、
その代謝の際(身体回復や維持のため)に
すでに枯渇した私たちの身体からさらにビタミンやミネラルを奪うのです。
ジェットコースターのような上昇と下降を日々なんども繰り返し、
からだの代謝を乱し、白い食品への欲求を高め、衝動的な行動をもたらし、中毒症状がでてきます。
(朝は甘いパンじゃないとスイッチはいらないんだよね~という方、そう、あなたです)
かわいいブタさんパンやおいしそーーなスゥィーツ🍰の見た目にだまされないようにしましょう🐽!!
ダイエットの大敵!!という問題ではないのです。もっと根が深いのです。
対策としては
自然栽培の小麦粉、全粒粉などを使ってみてはどうでしょうか。
しかし、全粒粉だからと安心してはいけません。
2018年4月から種子法が廃止されます。
(これは本当に忌々しき問題なのです!!ですので、後日またご紹介しますけど、
私たちは今以上に安全なものを確保するのが困難になります。本当に大変なのです!!)
まずは、来年の3月までに安全な身体に優しい小麦粉(米なども)の入手先を見つけることです。
避けるべき4つの食べ物の残り2つは次回ご紹介しますね!
おすすめの小麦と砂糖
自然栽培30年 熊本県菊池市 全粒小麦(中力・強力もあります)
【ナチュリズム オリジナル】ブラジル産オーガニックシュガー 300g