十三夜は日本独自の風習
早いもので、2017年も残すところ2か月となりました。
11月1日は十三夜、十五夜に次いで美しいといわれています。
十五夜に対して「後の月」と呼ばれ、日本では古くから旧暦九月十三日に「十三夜」の月見をしていました。
ちょうどこの時期、お供え物の栗🌰や豆が食べ頃になることから「豆名月」、「栗名月」とも呼ばれています。
中国から伝わった十五夜に対して、十三夜は日本独特の風習です。
江戸時代には十五夜と十三夜を両方祝い、
一方の月見しか行わないのは「片月見」や「片見月」といって
縁起が悪いとされていました。
オリジナルお月見団子でお月見🌕の行事を楽しむ♩
今回も
お月見など、行事が大好きな娘のために十三夜もお月見することにしました(^^♪。
前回はザ・お月見団子(詳細はこちら→blog:今日(10月4日)は中秋の名月🌕✨)
という感じでしたので、
今回は、お供え後、普通にパクパク食べられるように
きな粉をまぶした、きな粉団子にしようと決めました🍡
(まずは娘の反応を見るために試しに作ってみました)
実はこのきな粉団子、原農場さんの田植えや稲刈り後にあるお食事会の定番のおやつで
とてもおいしいので稲刈りの時にお月見団子にしてみようかなーーとひそかに思っていました( ´艸`)
前回と違う点は、今回はだんご粉ではなく、もち粉にしました♡
きな粉はココナッツシュガーと天然塩で味付けしています。
(ココナッツシュガーを使っているので、黒っぽいお団子になってますが、
甘さはとってもマイルドで、後味もいいですよ)
原農場さんのきな粉はココが違う
原農場さんのきな粉は「フクユタカ」という品種の大豆を使用しています。
農場内の加工場の焙煎機で煎り、パッキングまですべて手作業です。
一回の焙煎時間は約70分。
煎り加減を誤ると焦げてしまうので、
最後のほうは、大豆を割ってみたり、味見したりして
慎重に煎り具合を確認していきます。
こうして手間暇かけて作られた原農場さんのきな粉は
大豆の甘さと香りとコクが、ぐぐっと引き出され
どこか懐かしさを感じる味わいです。
(市販のきな粉より色が濃いです)
大豆は、阿蘇の湧き水を使って、農薬をいっさい使用せずに栽培しました。
正式な月見団子では、だんごの形状やお供えする数も決まってる。
お月見団子は地方によって作り方や備え方が違うようですが、
形はかたちは真ん中を少しつぶすようにするのが正しい形みたいですよ。
まん丸は亡くなった方にお供えする枕団子に通じるのだとか。知りませんでした💦
備える数ですが、
十五夜→15個(簡略化で5個)
十三夜→13個(簡略化で3個)
や
1年の満月の数にあわせて12個(閏年には13個)にするそうです。
北九州では明日の十三夜、綺麗なお月様を見られそうです。
皆様も素敵なお月様に出会えますように🌕✨